うつ病と言われて涙が止まらず病気を認めざるを得なかった ③
言葉で吐き出すことは気持ちを楽にする。ただ、情け無さと悔しさで
涙は出るし失われつつある未来が変わる訳でもなく楽になったのは
まやかしに過ぎない。それでも話してその場凌ぎの楽をしようとする
のは弱さなのだろうか。
一通り話し終えて先生から総括。
「言動が出口のないループにはまり込んでいます」
「日常の緊張感で脳が疲れてしまったんだね」
「もう少し早く来れたら良かったね」
え、手遅れ的な事言いませんでしたか?
「これは典型的なうつ病です」
「投薬で少しづつ治していきましょう」
分かってはいたけど認めたくない。仕事で壊れたなんて嫌だ。
…号泣
意図せず早口になること、感情がコントロールできていない事、
眠れない事、死に逃避を求める事…認めるしかない。悔しさが
一番強かったと思う。
その後、精神科の受診履歴が社会でハンデになる時があるかも
しれない事(銀行融資とか)の説明を受け1カ月の休養を言い渡され
診断書を貰って帰った。
いよいよどうでもいい肉塊になったが結果は結果だ。